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ハムステッドグリーンヒル・ゲストハウス
ハイドパークグリーン・ゲストハウス
英国生活ガイド
英国の気候は、日本の高温多湿の夏、晴天乾燥の冬と違い、低温乾燥の夏、低温多湿の冬です。 従いまして住宅も英国の風土にマッチした装備や構造となっております。 その点をご理解の上、契約期間中からご退去まで正しいお手入れ方法で快適にお住まいいただきたく存じます。
給湯・暖房設備
給湯・暖房コントローラー
電球の種類と取り扱い
火災探知機
一酸化炭素検知器
ブレーカーとヒューズ
セキュリティーアラーム
メインバルブ(止水栓)
電気器具の取り扱い
【ボイラーの種類:ガス式】
コンビネーションボイラー
給湯と暖房を1台の湯沸かし器で供給できるコンパクトなタイプ。
長所:
省スペース、充分な水圧、給湯を必要とするときにいつでも瞬時に供給可能。
短所:
一度に供給できる水量に限りがあるため、複数の場所での同時使用に不向き。故障の場合は給湯だけでなく暖房装置も停止するため、故障時のダメージが大きい。
システムボイラー
給湯はタンクから、暖房は湯沸しからそれぞれ独立して供給される。2浴室以上のアパートや戸建向き。
長所:
複数の場所で同時利用が可能。湯沸かし器の故障やガスの供給停止でも、タンク内の電熱棒で電気式による湯沸しが可能。
短所:
タンクのサイズにより連続して使用する量に限界があり。温水を使用すると冷水が注入されるため、使用中に水温が下がります。一度使い切ると湯沸しに30分から1時間ほど時間がかかります。
【ボイラーの種類:電気式】
給湯
一般的にタンク式で、巨大な電気ポットのような構造。オール電化式のアパートでは、夜間の割引時間帯に自動的に稼動するようコントロールされるタイプもあり。
長所:
複数の場所で同時利用が可能。湯沸し設定など操作が簡単。構造がシンプルなので故障が少ない。
短所:
タンクのサイズにより連続して使用する量に限界があり。温水を使用すると冷水が注入されるため、使用中に水温が下がります。一度使い切ると湯沸しに30分から1時間ほど時間がかかります。
暖房
一般にタイマーが装備されたパネルヒーター、もしくはエアコンなど空調式暖房(もしくは冷暖房)、電気式床暖房など。
長所:
操作や仕組みが比較的シンプルで使いやすい。セントラルヒーティングのように漏水などの心配も皆無。
短所:
ガス式と比較すると効率が劣るためランニングコストが高め。ただし自動温度調整やタイマーなど駆使すればある程度節約も可能。
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サーモスタット
室内に取り付けられた室温コントローラー。セントラルヒーティングコントローラーとリンクして室温をセットした温度を保つように調整する。コンビネーションボイラーにはコードレス式の24時間制御コントローラーと一体型もあり。
アナログ式コントローラー
コンビネーションボイラー本体によく取り付けられているシンプルなコントローラーで、リング状の24時間時計の中に15分刻みでオンーオフできるレバーがついている。システムボイラーには24時間時計の中に稼働時間設定が2回できるモデルが一般的。シンプルでわかりやすく使いやすい。
デジタル式コントローラー
一般的にシステムボイラーと組み合わせて使用。モデルにより1日数回のオンーオフ、曜日別設定、カレンダー機能も付いた多機能モデルもあり、多彩な使い方が可能。
エアコンパネル
個別コントロール式の場合はそれぞれ本体のコントロールパネル及びリモートコントローラーで設定し運転。集中タイプは壁に埋め込まれたコントローラーで設定し運転。
【ハロゲンランプの交換】
同じ形式で同じもしくは低い電圧の電球のみ使用可能。高い電圧の電球は安定器(トランスフォーマー)が使用されている場合があります。 熱された電球の表面で火傷しないよう、よく冷ましてから。
差し込み式
取り替え方・・・カバーを外し切れた電球を抜き取る。新しい電球を差し込む時は、点灯時の破損や輝度の低下の誘引となるため、素手ではなくティッシュなどで覆って持つように。
ツイスト式
取り替え方・・・左に軽くひねると外すことができる。取り付けは電球の角をソケットの穴に差し込んで右にひねると固定される。
【ダウンライトの電球の交換】
クリップ式
ライトの内側に沿って電球を固定するクリップが挟まっているので、このクリップの両端をつまんでクリップを外すと電球が垂れ下がる。タイプによってはガラスのカバーが外れるので落下破損に注意。電球は通常ハロゲンランプなのでソケットから抜いて電球交換。
ツイスト式
ライトの内枠を左右いずれかに廻すとリング状の留め具が外れ電球が垂れ下がる。この電球にガラスのカバーをクリップではめてあるタイプもあるので、その場合はまずガラスカバーを新しい電球に取り付けてから電球を交換。
【従来型ランプ】
電流が240Vなので従来型は寿命が短い。明るさを向上させる場合は白色から透明に替えるとよいでしょう。電圧を上げると焼け焦げや変色・破損の原因になります。最近は従来型電球の発光部分をLEDやハロゲンランプに代わり、既存サイズで製品化された省エネ・ロングライフタイプが主流になりつつあります。電球交換の際は、スクリュー式・ベイオネット式かをよくご確認ください。
スクリュー式
日本で一般的なタイプ。取り替える際は熱された表面で火傷しないよう、よく冷ましてから。
ベイオネット式
英国で最も普及しているタイプ。取り替える際は電球を押し込んで逆時計回しで外す。
蛍光灯
一般的に蛍光灯チューブとスターター(グロー球)のセットで照明が点灯します。スターターの劣化で蛍光灯が点かくなることが意外に多く、蛍光灯が劣化してフラッシュし始めましたらまずこのスターターを交換して様子を見てください。蛍光灯をお買い求めになる際は、取り外したチューブに記載されている型番と長さを確かめてお買い求めください。手に入りにくいタイプも多く、ネット販売などで仕様をよくご確認の上、予備も数本蓄えておくとよいでしょう。
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火災探知機は通常、お部屋の天井に設置され、煙を探知すると警報が鳴ります。お料理等で煙が室内に充満した場合、鳴ってしまうことがありますので、万一、鳴ってしまったら落ち着いてセットボタンを押して下さい。
物件内にガスがある場合、ガス機器がある場所や換気口近くに一酸化炭素の検知器があります。電池が切れると「ピー」と音が鳴りますので、電池の交換が必要です。
ブレーカーは通常、玄関付近の収納内もしくは壁に取り付けてある小さな扉の中にあります。わからない場合は大家やエージェントにお尋ね下さい。室内の一部が停電の場合、中のレバーは各部屋ごとに分かれているので、下に落ちているレバーを上に押し上げてください。それでも電気が復旧されない場合、Fuseが切れているか、漏電など不具合の可能性があります。
Fuseは表示されているアンペア数値を確認のうえ、購入しましょう。通常プラグ内に埋め込んであり、マイナスドライバーなどで簡単に 取り出せます。キッチンなど大型家電の場合は壁のパネルの中にFuseを交換する際は、安全の為、スイッチをOFFにして下さい
日本から持ち込む電化製品を変圧器を使ってご使用になる場合、英国の電化製品安全基準外ですので物件内でのいかなるダメージ (破損・失火など)につきましてテナントの自己責任となりますのでご注意ください。
警備会社に通報されるものと警報が鳴るだけの2タイプ。警報はしばらくすると鳴り止み、外についているボックスの電気が点滅して、警報が鳴ったことを知らせるシステムになっています。アラームのセンサーは感度がよいので、誤報も多く、入居時に暗証番号を確認しておき、解除できるようにしておきましょう。最近暗証番号もなくなりリモートコントロールや磁気カード式などが主流になりつつあります。警備会社に通報されるタイプはテナント自身が手配、管理するのが通常で、毎月のモニタリング費用(月額£30~50)かかります。
通常キッチンの流し台下のキャビネット内、もしくは給湯タンクの収納内上部などに少し大きめの栓があります。トイレのタンクなどから水が溢れ出すようなトラブルの際には業者が来るまでの間、この栓を閉めることにより被害の 拡大を防止することができます。
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Cooker/Hob/IH (ガス式/電熱式/電磁式コンロ)
ガス式、電熱式と電磁(IH)式の3タイプ。 電熱式は、火を止めてもしばらくの間はかなりの熱が残ります。鍋などを置いておくと、余熱で焦げてしまいますので、ご注意ください。電磁式には専用の調理器具をご使用ください。噴きこぼれを放置するとスケールとして固まるので冷めたらすぐに拭き取るようにしてください。もし固まってしまった場合は、表面に傷をつけないよう専用の道具と専用クリーナーをお使いの上お手入れください。
Dishwasher (食器洗浄機)
油分や汚れは洗浄分解されますが、残飯などは予めシンクなどで軽くすすぐ。お箸など、細長いものをカトラリースタンドに立てると落下してプロペラをダメージする恐れがあります。グラス類などは転倒して破損しないようにバスケット内のホルダーで固定するようにセットしてください。ノズルに石灰分が付着すると、故障の原因になりますので、Dishwasher Salt を常時入れておきましょう。 Dishwasher Saltはあら塩のようなもので、Dishwasher Tabletのコーナーに置いてあります。Dishwasherのラックを引き出し ’Salt’と書かれたキャップを左にひねると蓋が取れ、水が溢れてきますが気にせずSaltを入れます。一度に1キロ以上は入りますが、月に1回程度の補充をお勧めします。
Waste Disposer (生ごみ粉砕処理機)
キッチンのシンクに装備されていることがありますが、十分なパワーはありません。多量の水を流しながらお使いください。ご飯や生肉を流すと粉砕できずに詰まることがあります。骨、野菜の芯、果物などの分厚い皮など粉砕できません。 また、全く使用しないと水が蒸発してスケールとして固まってしまい故障の原因になります。粉砕しない場合でも時折、水を流しながら空回ししてください。
Washing Machine (洗濯機)
日本製の洗剤、漂白剤は絶対に使用しないでください。ドアのゴムがひび割れ、水漏れが起こります。市販の洗剤にはパウダーと液体、錠剤がありますが、決められた分量を守り、パウダーは所定のトレイへ、液体や錠剤は付属のカップまたはネットに入れ、取扱説明書に従って、規定量の洗濯物と一緒にドラムの中へ入れてください。電気ポットやアイロンと同じく、洗濯機の中にもスケールが蓄積しますので、定期的にスケールを分解する薬品でお手入れください。洗剤を入れるトレイは取り外しが可能なタイプが多く、使用後は軽くすすいで乾燥させ、カビが生えることを防いでください。
Washer Dryer(洗濯乾燥機)で乾燥機を使用する場合、洗濯物は少なめにしてください。多量に入れすぎた場合、ドラム内が異常加熱し、安全装置が働いて、温風が停止することがあります。また、小さな物を洗濯する場合排水口に吸い込まれて詰まりの原因になることがあります。また、洗濯ネットを使用すると、脱水時に大きな振動音を発したり脱水が出来なくなる事がありますので、洗濯ネットの使用は控えてください。これらは故障ではありませんが、再開するにはエンジニアを呼ぶ必要が生じ、その費用はテナントの負担となってしまいます。
洗濯機のドアまわりのゴムパッキンは水滴や綿くずなど溜まりやすく、特に乾燥機能付モデルはカビが繁殖しやすいので、使用後はドアを開けておき、水滴はこまめに拭き取りましょう。また安全のためプログラム終了後数分間はドアはロックされた状態ですので無理に開けないでください。
洗濯機のフィルターにゴミや小さな物が詰まると、脱水ができなくなり洗濯機が停止します。フィルターは洗濯機下部に小さな扉があり、その扉を開けてノズルを回すとフィルターが取り出せます。取り出し時には、大量の水が出てくることがありますので、バケツなどで水を受けながらゆっくりとノズルを回し、すべての水が出たら、フィルターを取り出してください。洗濯機が停止する前に、定期的にフィルターの掃除も行うようにしてください。
Vacuum Cleaner (掃除機)
紙パック式の場合、必ず機種に合ったものをお買い求めください。家庭用品のウェブサイトかメーカーのカスタマーサービスなどで購入できます。フィルター式(バッグレス)の掃除機では定期的にフィルター内の細かい粉塵の洗浄が必要です。このメンテナンスを怠り器具が故障した場合は修理・交換の負担を請求されることがありますのでご注意ください。
Extractor Fan (換気扇)
フィルターはペーパー取替えタイプの場合、油が粘着状態になる前に取替えましょう。メッシュタイプは定期的にディッシュウォッシャーなどで洗浄してください
Oven/Grill (オーブン/グリル)
電気式が一般的。グリルとしてご使用の場合はドアを少し開けて使用し、オーブン内に煙が充満しないようにしてください。最初に時計の設定をしないと作動しないものもあります。
※ 時々、物件にテレビやビデオ、ステレオなど娯楽目的の家電等が備品として備わっていますが、故障の際は通常、テナントに修理義務が生じます。
※ 建物やバルコニーなどに無断でパラボラアンテナを設置することはできません。
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